エジる

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さあ、命を懸けて渡るわよ!  

何の話?って思ったかしら。

命を懸けるなんて、そうそう滅多にあることじゃないものね。

でも、エジプトでは毎日が命がけなのよ。冗談じゃないわ!

 

カイロの道路事情知ってる?何車線もある道路で、走ってる車の台数も多いわけ。で、ドライバーさんたちには、譲り合うなんて気持ちがカケラも見えないのよ。

クラクション鳴らしまくって、我先にと進もうとするんだから。そうかと思えば、ロバに乗った人がのんびり車道を歩いてたりするわけ。

ああ、もう、何がなんだか・・

 

でも、ここまでは仕方ないとするわ。大目に見て、ね。

 

何が問題かっていうのは、そう、この道路を渡らなきゃならないってこと。

今、横断歩道があるから渡れるでしょ、って思った?

あるわよ、横断歩道。あるのよ、横断歩道。でも、あるだけね。

渡るときは、この猛烈に迫りくる車の間を縫うようにして渡るの。え?そうよ、人が立ってたって車は止まってなんかくれないもの。止まってくれるのを待ってたら永遠に反対側にはたどり着けやしないわ。

 

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じゃあ、どうやって渡るかって?

素人には難しいわよ。大丈夫!なんて高をくくって渡れば、跳ね飛ばされるのがおちね。容赦ないわよ。とにかく、最初は一人じゃ無理よ。まずは、渡ろうとしてるプロ(エジプト人)を見つけるの。で、ぴったりその人にくっついて、その人のタイミングに合わせて渡ることよ。できれば複数の人の中に入り込むのが安心感があっていいわ。

 

それから、渡ろうとするときは、走って来る車のドライバーさんの目をしっかりと見ること。私は今から渡るわ、いいわね?行くわよ?って意思を目線ビームで送り続けるの。だからってあまり変わらないかもしれないけど、知ってもらうことは大事よ。とにかくビーム出し続けること。

 

あとは勇気だけね。

 

当のエジプト人も、しばらく外国で暮らしてたりすると感覚が鈍って渡るのに躊躇するらしいから、日本人の私たちが渡れないのなんて恥ずかしいことでもなんでもないの。

 

さあ、準備はできた?

渡るわよ!